節分に異変?

豆をまいて悪鬼を追い払う節分に異変が起きているらしい。保育園などで子どもたちを震え上がらせた鬼が、反省して仲直りを申し出る「ソフト路線」が登場したという。恐怖を植え付けないなどの教育的配慮が背景にあるとされるが、伝統とは正反対の展開に戸惑う声もあるそうだ。
突然現れた赤鬼と青鬼に機器として豆を投げる子、泣き叫ぶ子…。「悪い子は誰だ」と追い回していた鬼はすぐに態度を一変。「怖がらせるつもりはなかったんだ。仲直りしてくれるかい」と鬼が言うと、ほっとした園児らは鬼とハイタッチを交わしたという。
年長組の6歳の園児は「最後は優しくなってくれた」とニコニコ顔。これがここ数年おなじみの光景なのだそうだ。
豆まきのあと、鬼が握手や2ショット撮影で気持ちを和らげるという。怖いまま終わると、「鬼がいるから行きたくない」と登園を渋る園児がおり、お母さんも園も困ってしまうのだそうだ。「怖い鬼をやっつけるだけでなく、受け入れることは教育的な意味がある」とする園もあるという。
しかし、「豆まきは本来、鬼、つまり邪気や役を追い払った安心感を味わう行事のはず。もし極度に怖がる子がいるのなら、一律に伝統の意味合いを変えるのではなく、個別のフォローこそが大切なのでは」と指摘する声も。
時代とともに”鬼”の捉え方が変わってしまったことが原因なのだろうか?